お空に行ったきみのはなし⑮
- 2025.02.22
- お空に行ったきみのはなし
- 不妊治療・死産
お空に行ったきみのはなし⑮
※不妊治療、死産についての表現があります。苦手な方は閲覧をお控えください。
また、かばのきは医療従事者ではありません。あくまで私の経験談ですので、医療行為や症状については専門家にお尋ねください。
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お互いに寄り添える余裕がなかった
念のため書きますが、この漫画を通して夫を責める意図は一切ないです。
彼の苦悩も時間が経った今なら理解できるし、私も私で反省すべき点はありました。
様々なことが重なって「お互いのことを考える」という点ではタイミングは最悪だったなと思う。
冒頭に述べたとおり、夫を責める意図は一切ないです。
でもこの入院までの数日の間に夫から言われた言葉の中で「一生許さないだろうな」と今でも思っている言葉はあります。
先日、本人にも直接伝えましたが「この先一緒にいることは難しいかもしれない」とまで考えました。
それほどに夫婦間での認識の差や感じ方の差は大きかったです。
けれど「父親側の死産のケアの困難」というのも問題になっています。
以前「流産・死産した場合、母親は産前産後休業を取得できるのに対し、父親が取得するのは難しい」とニュースで取り上げられているのを見ました。
何より周囲からの共感を得られにくく、本人も思いを吐露できず、それを切っ掛けに精神的な病を患うこともあるそうです。
私がこのニュースを見たのは赤ちゃんを見送ったずっと後のことで、夫側の事をまったく考えていなかったと考える機会になりました。
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