私、夫のこと大好きじゃんってなったはなし
私、夫のこと大好きじゃんってなったはなし
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多分、「なんだこいつ」って思われてる
仲良し夫婦っていますよね。
子供が寝てから二人でする晩酌が楽しみとかずっと話してられるとか共通の趣味があるとか。
そういうの全部「都市伝説だな」と思うくらいには私達夫婦はわりとドライな方だと思ってます。
そりゃ偶には話してて笑ったりする事もあるけれど「全国夫婦で笑い合うランキング」なるものが存在するとすれば下位の方に位置すると思うし、母に家庭のことを話すたびに「大丈夫かなこの人たち…」って心配される。
新生児の頃、夫の仕事が忙しい事もありましたが休日も午前中はほとんど寝ていて、その状況で家にいるのも嫌でこつぶを連れてベビーカーであてどもなく歩き続けていました。
あの頃は「夫婦って何だろう」「一緒に育児するって何だろう」と悶々としてた。
だって私は子供が生まれてから子供の生活スタイルに合わせてどんどん朝型になっていったんだもの。
なんでこの人は自分の生活を変えてくれないんだ。とかとかとか。
でも柳沢正史先生の「朝型夜型は遺伝的特性」という言葉を聞いて、なんか「じゃあ仕方ないか」と思えたんですよね。
遺伝なら仕方ない。確かに私の母は朝型で義母は高齢になっても夜型だ。
「朝起きない」って所を問題にするのがそもそも間違っていて、「朝起きないならその他でどうリカバーしてもらうか」に焦点を当ててから大分楽になった気がします。
科学って夫婦関係の危機を助けてくれたりするんだなあ…ってしみじみ。
まあでもそれでもやっぱり今でも腹立つときたくさんあるし、夫婦時間の圧倒的少なさは依然として問題ではあるわけで。
夫婦ってこんなもんかー、まあいいやいいや、と思っていた矢先の出来事だったので自分でもびっくりしました。
私こういう事で泣けるんか!っていう(乙女かな)。
で、なんかちょっとホッとしました。
会話も一緒に過ごす時間も少ないけど、私ちゃんとこの人の事好きなんだなー、想えているんだなー。
それが分かっただけでギャースカ文句言いながら腹立てながら、この人と一緒に暮らしていけるなと思いました。うん。
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