子どもの自立を見たはなし②
子どもの自立を見たはなし②
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色んな自立の仕方
この時の息子さんの表情や読経の声音はまだ記憶に鮮明に残っていて、正直上手く消化しきれていなくて。
ただ、通夜が終わった後に夫が小さく呟いた、「あいつ(息子さん)はよくやり切ったよ」という言葉が全てなのかな、と思いました。
仏教や僧侶の世界というのは全然知らなくて(なので袈裟の色はその時息子さんが着ていた色ではないですし、漫画に描いたお経も宗派は分かっているけれどこれを読んでいたかも分かりません、申し訳ないです)、肉親の死をどのような位置づけで考えるのか、きっと教えがあると思うんですが何にしても辛い事は間違いないと思います。
ましてやこんな予期しない別れだと心の準備も儘ならなかっただろうなと。
誰しもが悲しんで動揺して平静ではいられない中で、あそこまで自我を抑え込んだ読経をあげるに至った彼の心の内はどんなものだったろうと。
私だったら多分、お経を読めていないしご遺体の前で冷静に座れないと思う。
なんか、すごいなあって。
涙が止まりませんでした。
そして、そんな息子さんを育て上げた夫の叔父と、もっとお話してみたかったなあと心から思いました。
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